やまなかさんへの決め手は「信頼が置けたこと」


お名前:笹貫様

ご住所:新宿区

ご利用プラン:家族葬プラン

 

ある日突然最愛の弟を亡くす―。そんな悲しい現実に直面した笹貫様。若くして亡くなった弟を「しっかり見送りたかった」という笹貫様は、数ある葬儀社の中から、私どもをお選びいただきました。どのような理由で弊社をお選びただいたのでしょうか。「費用なのか」、「信頼なのか」、はたまた…。今回、笹貫様にお話しをお伺いしてまいりました。



交通事後から4日目の朝に、弟は亡くなりました。

弟様がお亡くなりになった経緯について教えていただけますか。

弟は、私と母が住んでいる場所から15分ほど離れたところに独りで住んでいました。時々母の様子を見るため泊まっていくのですが、ある夜我が家に来た時は額に傷がありました。私が「どうしたの?」と聞くと、「先おとといの真夜中に、歩行中に後ろから来た自転車にぶつけられて転んだ。救急車で病院に運ばれたが入院の必要はないということで傷を縫合してもらい帰ってきた」と話していました。その夜、弟は普段と変わらず就寝をしたものの、翌朝10時ごろに声をかけても動かないのです。触ってみると冷たい。脈も触れない。駆け付けた救急隊員が心臓マッサージを施してくれたのですが…。亡くなったのは私が声をかける直前だったと推定されています。

 

それは急なことでさぞ笹貫様も気が動転されたと思います。

 

弟が泊まりに来ると頭から布団をかぶってお昼ごろまで寝ているので、亡くなった朝もそのような感じかと思っていました。今思うと、弟が家に来た時は滑舌が少し悪いのが気になりました。体調も芳しくなかったのかもしれません。お話ししたように弟は独り暮らしです。私と母の所にきて息を引き取ったのは弟がそうしたかったのだろうと。きっと寂しかったんだと思います。


とにかく葬儀社を探さなければいけないと必死にネットで探しました。

葬儀社はどのように探されたのでしょうか。

弟が亡くなって、とにかく呆然としていました。親戚や友人からは「とにかく葬儀社を探して弟の遺体を預かってくれる場所を確保することが大事」とアドバイスを受け、インターネットで葬儀社を探すことにしました。

午後10時ごろだったと思いますが、葬儀社を紹介していただくサイトを見つけたので連絡をすると、すぐに葬儀社のやまなかさんを紹介していただけました。同社の山中社長からはすぐにご連絡をいただきました。

 

ネット以外の手段、例えばこれまでの繋がりなどから葬儀社は探されなかったのでしょうか。

以前に父を見送った時の葬儀社もそんなに悪くはなかったのですが、何かピンと来ないものがありました。何が理由かというと今は思い出せないのですが…。父は病院で亡くなったので、その病院に入っている葬儀社に葬儀をお願いしました。結局、私がどうこう選ぶ余地がないままに、その葬儀社を利用せざるを得なかったという感じでした。父の時の記憶もあるので、弟の時は私がきちっと葬儀社を探してみようと思ったのです。


これから何が必要になるのか―山中社長の指示はてきぱきしていて心強かった。

弊社の初動対応はいかがだったでしょうか。

山中社長の行動はとても素早く、しかも丁寧でした。私は、他人の言葉遣いがとても気になるのですが、山中社長の話し方は私の心にとてもフィットしたのです。翌日、亡くなった弟の遺体は警察署にありました。その段階では、まだ葬儀社の方にいらしていただいて準備していただく必要がないのですが、山中社長はすぐに警察署まで来てくれて警察の方ともお話しいただいていました。事故死も扱われているようで、このようなケースの場合には「何が必要」で、「これからはこういうことが必要になります」というような指示もてきぱきいただきとても心強かったです。


やまなかさんに決めた最大の決め手は、「信頼が置けたこと」

葬儀を弊社に決めていただいた最大の決め手は何でしょうか。

最初にいただいた山中社長の電話がとても信頼がおける感じでしたし、その時に経験豊富だということも伝わってきました。山中社長からは「うちに決めてくれなくてもいいのですが、葬儀には今後こういったものが出てきます」というアドバイスもいただき…。私は迷うことなく「お願いします」と葬儀を依頼しました。

 

実際の葬儀はいかがでしたか。

弟の葬儀は、家族だけの小さなお葬式ということを考えていました。生前、弟とは「自分の葬儀はどうしたいか」ということを話していました。弟は常々「葬式はしなくていい」と言っていましたが、その代わり「たくさんいる音楽の仲間だけには知らせて欲しい」、「仲間だけに音楽で送って欲しい」と。結果的には、親戚、弟の友人、同級生など予想以上にたくさんの方にお花を出していただき立派な葬儀になりました。


「なるべくお金を使わないように」というアドバイスもとても有り難かった。

葬儀全般を通して弊社の対応はいかがだったでしょうか。

棺一つをとってもみても、料金についてしっかり説明していただきましたし、どの説明もとても納得いく内容でした。葬儀社さんがご自社の収入になるのは「コーディネート費用」になるのでしょうが、その金額も「こんなにしていただいて、これで良いのですか?」といいうくらいとてもリーズナブルな金額でした。さらに納骨する際の使う風呂敷について悩んでいた時も、多分儲け主義優先の葬儀社さんなら「うちにはこういう風呂敷がありますが、○○円です」といわれていたことでしょう。しかし山中社長は「笹貫さんの所にあるもので大丈夫です」と言っていただき、なるべくお金を使わないようなアドバイスもたくさんいただきました。とてもありがたかったです。まだ元気な母ですが、母の葬儀の時もやまなかさんにお願いしようと決めています。

 

お褒めの数々ありがとうございます。弊社の対応で課題はございませんでしたでしょうか。

葬儀は近くのお寺で執り行ったのですが、階段の上り降りなどがあって動線が悪く、弔問に来ていただいた方、私たち施主の移動がとても大変でした。山中社長にも事前に確認をいただいたのですが、お互い「階段の上り、降りの程度」に若干のイメージの違いがあったようで…。私がきちっと事前に状況を把握しておけばよかったのですが、意思疎通ができていなかったのはちょっと残念でした。

 

あと本当に強いてあげるならば、遺体と触れ合う時間をもう少し作っていただきたかったということです。今回の弟の場合は、長く患って亡くなったということではなく、ある日突然亡くなるという特別なケースです。母には、棺に納められた弟の顔をたくさん触らせたかったのです。しかし、触っていると「棺の窓を閉めてください」と何度もスタッフの方に言われました。もちろん、遺体が傷むことを心配されるスタッフの方の気持ちも分かります。とは言え、もう少しご配慮いただいても良かったかなと感じました。


自分の葬儀の希望について思い伝えておくことが大切。

笹貫様、貴重なご意見ありがとうございます。最後にこれからご葬儀を迎えようとしている方にアドバイスがあればお願いいたします。

若い方であっても何があるか分からいので、まず自分の財産目録、例えばキャッシュカードの暗証番号や通帳の保管場所などを書き留めて親しい人に伝えておくことが必要だと思います。私も弟が亡くなってから初めて自分の財産目録を作り、何かあった時のために親しい親戚に内容は伝えました。また、お酒の席などで気持ちが明るくなった時でも良いので、自分の葬儀は「どんな形」で、「どこでやりたい」のかをしっかり伝えておくべきだと思います。本人が思っていることと、遺族ができることには差がありますから。

 

笹貫様、本日はどうもありがとうございました。