国民年金・厚生年金の手続き


国民年金への加入は20歳になったらすぐに行う必要があります。手続きは住民票がある市区町村役場で可能です。そこで20歳の誕生月以降の国民年金の納付書の発送先宛名等も申告しなければなりません。一方、厚生年金は会社員や公務員等について加入を行うようになります。つまり就職をした際に職場を通じて申し出る形です。かつては共済年金と独立して存在していましたが、平成27年10月以降は共済年金も厚生年金に統一されています。まだ共済年金保険料は会社員等が支払うものと比較して低額ではありますが、徐々に一般の厚生年金保険料に合わせるようになっています。最終的には私学共済がラストとなり、それも数年後に統一される予定です。国民年金は自営業や無職者などが加入しておくべきもので、納付書等で支払います。一方、厚生年金では事実上給料からの天引きにより支払われていて、会社等が本人に変わって支払いますので、加入者が別途納付書等で支払うことはありません。