後飾り祭壇


後飾り祭壇とは、火葬からお骨上げまでの一通りの葬式が終了し、ご自宅に戻ってきた際に、骨壷やお位牌・ご遺影を飾り納骨までの間ご自宅に安置する祭壇のことです。この祭壇を前にして、精進落としの食事をし、故人をしのびます。この祭壇の意味は他にもあり、通夜・葬儀に来ることができなかった人や、その他の弔問客、ご近所の方がお参りするためでもあります。白木などで飾る場合もありますが、最近ではダンボール紙製のものがあり、すべての法要が終わったあとに処分することもできます。また、後飾り祭壇は大切にとっておけば、その後の1周忌や三回忌等の法事でも使用することができます。後飾り祭壇は、必ずしも必要なものではありませんが、喪に服するには大切なものでもありますので、ご遺族の様々な事情に合わせて、適当なものを選ぶとよいでしょう。