祭壇とは


葬式を行う際には、亡くなった人物の近親者が喪主になることが多いです。息子や配偶者などが、親戚に連絡をしたり、葬儀業者に会場の手配を依頼したりします。そして、葬式の当日には、祭壇の前に出てあいさつなどをします。喪主になる人にとっては、故人と非常に関わりが深かったというケースが多いことから、棺桶に向かって合掌して別れの言葉を口にします。

 

そして、葬式の最中には棺桶を祭壇に置くというケースが多い傾向にあります。祭壇とは、葬儀を行う会場の前の方にある、少し高くなっている場所です。大切なものや重要度の高いものを祭壇に置くという慣習があるため、葬儀においては故人を入れた棺桶を置くというわけです。参列者が1人ずつ前にでて、焼香をする際にも、祭壇に置かれている棺桶に向かって合掌をします。そうすることで、手厚く供養することができるというわけです。また、棺桶の少し上の方には遺影などを飾る場合が一般的です。