弔問マナー


年末に亡くなったので年賀欠礼状が間に合いません。どうすればよいでしょうか?

通常、年賀欠礼状は12月初旬までに先方に届くように送付します。 年末に不幸があり欠礼状が間に合わなかった場合には、7日が過ぎてから寒中見舞いを出しましょう。

 

《寒中見舞いの文例》

寒中お見舞い申しあげます。昨年12月○○日 父○○が○○歳にて永眠いたしましたため、喪中につき年末年始のごあいさつを失礼させていただきました。ご通知が遅れましたこと、深くおわび申しあげます。本年も変わらぬご厚誼のほどよろしくお願い申しあげます。

故人のお顔を見てもよいのでしょうか?

訃報を受け、驚きと信じ難い気持ちで故人の顔を見たい思いっても、勝手に白布を取ってはいけません。親しい間柄でも必ず身内の方の許しを得てからにします。納棺されている場合においても、必ず遺族の許可を頂いてから拝顔させて頂きましょう。

「御厚志お断り」ってどういうことですか?

香典・供花・お供物は頂きませんということで事です。親族よりも故人の意思によるものが多く何も持たず弔問に伺うのがよいでしょう。

通夜振る舞いは遠慮したほうがいいのですか?

特別に遠慮することはございません。食事をしながら故人の想い出話をすることが供養になるという考えもあります。一般的に喪家の方々は弔問にお越しくださった方々のために、お食事を用意して下さっています。皆さんが遠慮して召し上がらないでお帰りになった場合は、料理が余って無駄になってしまうケースもあります。ただ、気をつけたいことは長居をしないということでしょう。

親友だった故人とゆっくりとお別れしたいのですがどうしたらいいですか?

お通夜の式の終了後、皆様がお食事をなさっている間に、誰もいなくなった式場でゆっくりと時間をとるのがいいかもしれません。また、葬儀・告別式の後、火葬場までのご同行を希望される場合は、前もってご遺族にその旨をお伝えください。